黒豚モモ肉、肩ロース、ウデ肉の3種類製造。これも無添加で仕上げている為、工夫が必要であった。まず、使用する醤油は甘味料など入っていないので、旨味を出すのにグルタミンナトリウムの豊富な北海道の昆布を調べてみた。すると産地で非常に特徴があることが分かった。　今までは羅臼産の昆布を使用している。これに天然塩、さとうきびから取った粗糖を加え味を調える。仕上げの焼は創業当初から鹿児島の山中で、老夫婦が山小屋にて作ってくれる貴重な木炭を使用している。色々、安い輸入の炭で試験してみたが温度調整が難しく、やはり熟練の炭職人製造の製品を使う事になった。

創業時期、やっと獲得したデパートの注文をこなす為、ほぼ徹夜状態で作業している時誕生した製品。
たまに飲むビールが最高の楽しみでありました、つまみを買うお金も無く、ハムを整形した後の肉を塩コショウし、焼豚のタレを
かけ炭火で焼いて満足していました。
近所の人がビールの差し入れをしてくれ、一緒にこの炭火焼を食べたところ「販売して欲しい」と言われ商品化した作品。
ネーミングも喧喧諤諤。　しまいに私が「とんちんかんな事を言うな」と叫んだところ、ある人が「それにしよう」と言い、まさに
いい加減に命名した、絶妙な逸品です。ぜひビールと共に召し上がってみて下さい。
鹿児島空港の息の長いヒット商品となっています。


黒豚炭火焼　豚珍かん	ビールや酒のおともに最高に合います。